2025年度活動報告
1.2025年度の新たな活動
(1) 「中小企業経営改善支援に関する合同カンファレンス」開催
2025年7月30日、埼玉りそな銀行、埼玉縣信用金庫、当協会の3者による合同カンファレンスを開催しました。当イベントは、原材料価格の高騰や人手不足、金利上昇など厳しい経営環境が続く県内企業の支援強化を図ることを目的とするものです。
第1部の連携事例の発表、第2部の『経営改善支援における各社の取り組みと連携の強化』をテーマとしたパネルディスカッションなどのプログラムを通じ、当協会にとっても、金融機関との連携を深めるとともに、中小企業の経営改善支援に関する強固な協力体制を再確認する貴重な機会となりました。

(2) 企業診断への寄稿
株式会社同友館が発行する月刊『企業診断』の、2025年8月号と、2026年3月号に当協会が寄稿しました。
2025年8月号の特集『価格転嫁の最前線』では、中小企業の価格転嫁対策に注力してきた当協会が、会員が実際に支援した事例等も交え、クライアント企業に価格転嫁を指導する際の体系的アプローチと実践的なノウハウを提供する内容をまとめました。
2026年3月号の特集『中小PMI―中小企業の成長をつなぐ統合支援』では、国の施策動向を踏まえ、中小PMIガイドラインや実践ツールを活用し、会員が実際に関与した支援事例をもとに、診断士による統合支援の考え方と実務上のポイントを紹介しました。

2.診断士の日記念イベント
2025年11月6日、中小企業診断士の日に記念イベントを開催しました。テーマは『事業承継・M&A・PMI支援の最前線 診断士の取り組み』です。
当日は、中小企業経営者や後継予定者、支援機関、当協会会員など、総勢160名が参加し、活発な意見交換と交流が行われました。

第1部のパネルディスカッションでは、埼玉県事業承継・引継ぎ支援センター 統括責任者の石川峰生氏の趣旨説明に続き、事業承継塾を卒業した中小企業経営者や後継予定者が登壇し、事業承継塾での学びや、承継の実践で直面した苦労、中小企業診断士による伴走支援の実例について語りました。
第2部の記念講演では、新栄ホールディングス株式会社 代表取締役社長CEOの中村新一氏が登壇し、『承継から挑戦へ M&A・PMIで未来を拓く』と題して、事業承継の実体験や「診断士がいれば」と感じた場面などを交えながら基調講演をいただきました。
第3部では当協会の紹介と事業承継・M&A・PMI支援の全体像や今後の展望について紹介。続く懇親会は終始和やかな雰囲気の中で進行し、立場を超えた活発な交流が行われ、中小企業支援の輪を一層拡げる機会となりました。
3.2025年版中小企業白書に当協会の事例が取り上げられました
中小企業のPMIに関する支援に積極的に取り組んでいる支援機関の事例として、当協会の取り組みが中小企業白書の中で紹介されました。
当協会では、従前から事業承継・引継ぎ支援センターと連携して事業承継支援を積極的に行ってきました。また2025年2月には事業承継シンポジウムでも登壇しました。
PMI支援に向けた会員向け研修を実施するなど、全国的にも先駆的な取り組みが評価されています。

